ぎふんだぁ

我思う、ゆえにブログあり。NOマネタイズ&NOカスタマイズ

夫(会社員)と妻(専業主婦)の大変さについて

夫が外で働いてて、妻が主婦やってるという仮定で話を進めます。

 

この手の話になると、外で働くほうが大変だとか家事育児のほうが休み無くて大変だとか論争になりがちですが、この場合の夫と妻の大変さって単純比較は難しいと思うんですよ。

 

まず、よく言われる「専業主婦には休みが無い、だから大変だ」という理論ですが、これはまあその通りで休み無くて大変だと思うんですが、現代社会においてはこの大変さは夫(会社員)もあまり変わりません。

 

だって、平日会社から帰ってくれば普通に育児やるし、家事もやるじゃないですか?現代の夫って。休みの日だって「休みの日くらいゴロゴロしたい」と昭和風の想いを抱きつつも、せっかくの休みなんだから子どもを遊びに連れて行ってあげたいし、家事もやって少しでも平日の妻の負担を肩代わりしたいじゃないですか。

 

ひとつ違うところがあるとすれば、夫(会社員)は「会社・家事・育児」の3つを行い、妻(専業主婦)は「家事・育児」を行うわけで、ここだけみると「夫のほうがやることや考えること種類多くて大変やん!」って見えがちですが、逆に言うとやることが多岐に渡ることによって気分を切り替えやすいメリットもあると言えるわけで。主婦のほうが毎日がルーチンワークになりがちでストレス溜めがちとも言えるわけです。このへんどっちが大変かはその人の性格にもよりそうですね。

 

まあともかく、現代社会においては休みがないのは夫も妻も同じ。特に小さい子どもを抱えている家庭は常に戦闘状態であり、最前線に立っているわけですよ。最前線で戦う戦友同士「どっちが大変か」なんて結論の出ないことでいがみ合うのではなく、協力して乗り切ることを考えたほうが絶対お得なのは自明の理。そもそも、好きあって結婚した夫婦なら自然と相手を思いやりそういう状態に出来るはず。

 

巷にはいたずらに男女対立を煽る記事やコンテンツが溢れかえってますが、ああいうの嫌いなんですよ。なんでイチイチ男女対立の構図に持っていくのかと。そんなに少子高齢化加速させたいのかと。賢明な諸氏におかれましては、そんなコンテンツは鼻で笑うくらいでちょうどよろしいかと存じます。